さまざまな発達障害

ADHD,注意欠陥多動性障害

知的に遅れのない子供にも認められる障害です。
カナータイプ…知的遅れを伴う自閉症
アスペルガータイプ…知的遅れを伴わない高機能の自閉症

注意欠陥多動症(障害)
注意力障害。多動性。衝動性優勢型と3つの障害があわさって起こるのが基本。
特異的発達障害があり、不注意。特に注意を維持する事が困難、気が散り、健忘がある。
手足をそわそわさせ、いすの上、机の上でもじもじとする等、不適切な状況で走り回り、高い所にのぼったりする。
会話が出来ても他人を妨害し、自分の意見をおしつける。

他の障害と合併し雲隠れするのも特徴です。
特に 自閉症・発達性言語障害・発達性供応運動障害・反抗挑戦性障害・行為障害
・適応障害・不安障害・気分障害・反社会性人格障害・チック障害・てんかん等と同時にあらわれる事が多い。
療育の最終目的は「自尊心の回復」です。
外部からのコントロールとして
薬物が用いられる事が多い。
薬は・・・メチルフェニデート
     リタニン
     セロトニン再取り込み阻害剤
     カルパマゼピン
(てんかんに使われるのと同じ ADHDは抑制を崩壊させる為、精神面での実行機能を崩壊させると言う事。 )
乳、幼児期から療育を始める事で10歳までに 回復する事もある。
とにかく、叱責回数は少なくして、強く短く怒る事。 説教は状態を悪化させます。

自閉症とADHDを持ってる子はてんかんもあるので 必ず半年に1回脳波をとりましょう。
薬はアメリカでは書いた様に出されます。
日本では医師の知識次第です、薬を処方と言われても
即、返事せず、自分でも調べて自分の子に合ったのを親が提示した方が良いでしょう。
薬の知識があれば医師の処方の仕方が変わってきます。
チャイルズメンバーのある人は最初に一覧を作って持っていきます。
先生が「この薬を出す」と言うと、 「それはいいです。〜だから。」と言える方がいいですね。
かぜのような病気ではないのですから・・・。
薬は、1回出されると1ヶ月単位になって、薬癖がつきますので 御用心です。

学習障害(LD)

全般的な知的発達の遅れはないが、聞く、話す、読む、書く、計算する、
又は推論する能力の習得と使用に著しい困難を示すものと定義されます。

この為、LDの子は学習に支障をきたします、その影響は日常生活まで及ぶ事が多いのが実情です。

このような子どもは一部の能力のみが劣っているので周囲にその事がわかりにくく、
一部の能力が発揮できないのは、なまけているから、わざとやろうとしない等と理解されていない事が多々あります。

又、不得意な部分が目立つ為、知的発達全体が遅れていると誤解される事もあり
苦手意識の為、苦手な学習や作業を拒否するような二次的な問題も出てきやすいのがLDの特徴です。

精神発達遅滞

精神発達遅滞

話す力や言葉の理解、 形を意識する力や状況を理解するなどの
知的な能力が年齢に比して全般的に低いレベルにあり、
社会生活をしていく上で理解と支援が必要な状態を「精神遅滞」と言います。

知的能力を心理発達テストで評価し
IQ<35は重度精神遅滞
IQ35〜50は中度精神遅滞
IQ50〜70は軽度精神遅滞とされる。

この合併がある為、周囲の状況が把握できない。
勝手な行動をする。見通しが立てられず不安が高くなる事も多いと考えられる。
概念の理解、常識的な事の理解、状況の理解が、他の知的能力より劣っている事が多いのが精神遅滞です。

高機能自閉症・アスペルガー症候群

アスペルガー症候群は、言葉のおくれがないことが高機能自閉症とは違うだけです。
つまり、言葉が達者な自閉症であり、基本的な問題は同じと考えてよいでしょう。
この問題が混乱をするのは、発達障害は加齢によって、又療育によって大きく変化するからです。
子供達をフォローアップしてゆくと、例えば3歳代で自閉症の診断基準を満たしていたが
その後、言葉が伸び6歳時点でチェックすれば自閉症の基準は満たさなくなり
アスペルガーに相当するようになったといった事はよく経験されます。

機械的に診断基準を用いれば、その後に言葉が伸びても、
幼児期に始語の遅れがあり言語の遅滞が著しい群は自閉症と診断され
それが軽妙な群がアスペルガーと言う診断になります。

高機能自閉もアスペルガーも自閉症の3つの主症状
(社会性の障害、コミュニケーションの障害、想像力の障害及び、それにもとずく行動の障害)
のうちコミュニケーションの障害が軽妙であるグループです。
自閉症と同様のファンタジーへの没頭があり、時には儀式行為も持ちます。
また、不器用なものが多いのも特徴です。

幼児教育の開始と同時に、集団行動が著しく不得意な事が目立ちます。
保育士の指示に従わず、集団で動く事ができず、自己の興味にのみ没頭します。
著しく興味を示す対象は、数字、文字、標識、自動車、電車、時刻表、世界の天気、世界地図、
いわゆるカタログ的な知識が多いのです。
言葉の遅れはなくても会話のやりとりは難しく、自閉症と同様に過敏性を抱えるものも多く、
特定の音刺激や接触をきらいます。無理をさせるとパニックも起こします。
比喩や冗談の理解も困難で人の気持ちに合わせて行動する事ができないのも特徴の一つです。

てんかん

てんかん発作は、大脳の一部が一時的に異常で過剰な活動をすることによって引き起こされます。
脳のどの部分に起こり、それがどのように広がるかによって現れる発作の状態が異なってきます。
分類すると
ウエスト症候群
点頭てんかん
レノックスガトー症候群
ミオクロニー失立発作てんかん
ミオクロニー欠神てんかん
小児欠神てんかん
熱性けいれんがあります。
点頭てんかんはレノックスガトーへ移行することがあり
レノックスガトーは精神遅滞を認めます。

発達面では、笑顔が少なくなる、おもちゃを握らなくなる、寝返りすることが少なくなる、
周囲への関心や意欲が乏しくなるなどがあります。

もし、てんかん発作をおこした場面に遭遇したら、利き腕を下にして寝かせてあげましょう。
その処置があるだけで、随分違います。